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コール・ド・バレエ(711asahi)

群舞こそ神髄
 コール・ド・バレエ(群舞)をバレエの脇役だと思ったら、それは大変な誤解というものだ。ソロやパ・ド・ド
ゥの華やかさにも引けを取らない、バレエの神髄そのものと言っていい。
 コール(cOrpS)はフランス語で、「体」のほかに「部隊」の意味がある。ルイ14世時代に花咲いた宮廷バレエでは、群舞こそ一番の見所だった。平和や愛、神の恩寵などを象徴する多彩なfigure(図形)が織り成されたが、軍事用語が語源の群舞で国家権力を誇示したのである。
 コール・ド・バレエはその後も進化し続けたが、ロマン主義の波を受け、表現対象は国威発揚から夢幻世界へと
変わっていく。19世紀前半のロマンチックバレエを経て、19世紀後半、プティパによって花開いたクラシックバレ
エで幻想美は頂点に達した。
 例えば、「ラ・バヤデール」の第3幕「影の王国」。精霊がアラベスクのポーズをしながら1人ずつ現れて勢ぞ
ろいする場面の愉悦感はたとえようもない。ドラマが盛り上がる中で、群舞は物語の核となる雰囲気をズームアッ
プして描き出す。それは見る者の魂がこの世ならぬ世界へとトリップするための装置なのだ。  (上坂樹)

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コメント 2

mistletoe

バレエ…すっかりサボっております。
最近はストレッチさえしておりません。
道具も倉庫で眠っております…。
バレエは観覧に限る…という事でしょうか。。。

拙ブログに展覧会の記事アップいたしました。
K坂氏にもメール致しましたところ、お返事をすぐに頂きました。
ありがたい事でございます。。。



by mistletoe (2008-07-14 17:54) 

cabinets

そういわず、また始めて下さい。

ご案内ありがとうございます。
by cabinets (2008-07-17 11:08) 

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