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わいせつ性最高裁否定(2/19asahi)

 米国の写真家、ロバート・メイプルソープ氏(故人)の写真集について「男性器のアップの写真などが含まれており、わいせつ物にあたる」と輸入を禁じたのは違法だとして、出版元の社長が薬止処分の取り消しなどを国に求めた訴訟の上告審判決が19日あった。最高裁第三小法廷(那須弘平裁判長)は「写真集は芸術的観点で構成されており、全体としてみれば社会通念に照らして風俗を害さない」とわいせつ性を否定。請求を退けた二審・東京高裁判決を破棄、輸入禁止処分を取り消しに。=15面に関係記事同じ作品を含む同氏の別の写真集について、最高裁は99年に「わいせつ物にあたる」として輸入禁止処分は妥当と判断。今回の判断には、わいせつをめぐる社会の価値観が変化したことが影響しているとみられる。堀籠幸男裁判官は「性器が露骨に、中央に大きく配置されていればわいせつ物だ。′多数意見は写真集の芸術性を重く見過ぎている」と反対者見を述べた。
 訴訟を起こしていたのは東京都内の執簡配給会社「アップ巌ク」の浅井隆社長(望珊由年に浅井さんがこの螢貫集を持って米国か庵国した際、成田空港森閑から関税定率法で革人が蕪じられた「風應巌暮すべき
書籍、図画」把あたると、され、没収さ机た。写真集は384平に男性ヌードや花、肖像など261作品を収録。税関はこのうち計19平に掲載され、男性の性器を強調した18作品を「わいせつ」とした。
 この判断に対し、02年1月の一審・東京地裁判決は「芸術的な書籍として国内で流通している」と処分を取り消し、70万円の賠償を国に命じた。しかし、03年3月の二審・東京高裁判決は「健全な社会通念に照らすとわいせつだ」として原告の逆転敗訴としていた。第三小法廷は①メイプルソープ氏は現代美術の第一人者として高い評価を得ている⑧写真芸術に高い関心を持つ者の購読を想定し、主要な作品を集めて全体像を概観している③性器が映る写真の占める比重は相当に低い−などと指摘。写真集全体として風俗を睾さないと結論づけた。
lメイプルソープ氏の写真集についての最高裁各裁判官の判断(○は「わいせつ」、●は「わいせつ」と認めず。カツコ内は裁判官の出身)
【前回=99年】
尾崎行倍(弁護士)●
園部逸夫(学者) ○
千種秀夫(裁判官)○
元原利文(弁護士)●
金谷利広(裁判官)○
【今回=08年】
那須弘平(弁護士)●
藤田宙靖(学者) ●
堀龍幸男(裁判官)○
田原睦夫(弁護士)●
近藤崇隋(裁判官)●


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